トルクレンチ(検査用)
TM型継手(東京ガスメカニカル継手・S46年~)が始まってから、ボルトの締付はトルクレンチを使用し締付を行っています。
その後ボルト締付の健全性と品質の確保を図るため、検査用トルクでの測定が義務付けられており現在にいたってます。
ボルト締付値の測定方法
- ボルトの締付は、88N・mに設定されたトルクレンチを使用してボルトの締付を行い、トルクレンチがカチという音がしたら締付値に達したので締付をやめる。
- その後、検査用トルクレンチで再度ボルト締付を行い、ボルトが少し動いた値(まるゲージの針の値)を確認し、トルク値を確認する。
通常のトルクレンチと、検査用トルクレンチとの誤差は±3%であり、それ以上の誤差があれば、通常のトルクレンチの検査をする必要がある。