THOUGHTS OF LEADER

リーダーの思い

代表取締役社長
浅野 嘉章

Profile
  • 1981年日本鋼管株式会社(現、JFEエンジニアリング株式会社)に入社。
    ガス・石油パイプラインの設計を経て、国内外のパイプラインプロジェクトに参画。
  • 2017年JFEエンジニアリング(株)常務執行役員 プラント建設本部長に就任。
  • 2019年4月よりあすか創建株式会社 代表取締役社長として現在に至る。
  • 齊藤

    社長が一緒に働きたいと感じるのはどんな人ですか。

  • 浅野

    話してて常に明るく前向きな感じの人がやっぱりいいですね。
    それと、僕が新入社員の頃を考えてみると、なんか聞きたいなというときに聞きやすい人がやっぱり一番で、人の意見を真剣に聞ける人がいいんじゃないのかなと思います。

  • 齊藤

    コミュニケーション力のある人は、どういう方だと思いますか。
    当社の求める人物像を紹介するときに、「コミュニケーション力のある方です」ってよく答えるんですが、「コミュニケーション力」って何なんだろうって、ふと思うんです。

  • 浅野

    あんまりかっこよく言い過ぎるとあれだけど、人の気持ちが分かる人。人の気持ちが分からないと、やっぱり発信できないし意見も聞けない。だから人の気持ちが分かる人っていうのが一番大事ですね。

  • 齊藤

    そうですよね。一方的におしゃべりをすることが、それがコミュニケーションではないってことですね。

  • 浅野

    あっ うまいね、齊藤さん、まさにそれ。

  • 齊藤

    いつも思っているんですよ。
    「僕、口べたなんで」とか言われるんですけど、いやいや、そういうことじゃないよって。

  • 浅野

    そうそう、口がうまいとかじゃなくてね。やっぱり人の気持ちが分かって意見が聞けて、それで初めてコミュニケーションが成り立つ。

  • 齊藤

    そうですよね、傾聴力が大事なのかなって思います。
    相手の気持ちをくみ取るといいますか。
    あすか創建で活躍している方はどういう人ですかということも、よく聞かれます。どういうタイプだと社長は思いますか。

  • 浅野

    やっぱりコミュニケーションができてその結果として人に影響を与えられる人、刺激を与えられる人、やっぱりそういう人が会社の中で伸びていく人ではないかなと思います。

    あすか創建の仕事で考えてみると、現場で働いているのがメインだけど協力会社の人とも接する機会が多くなる。そういうところで、お互いに刺激を与えるとコミュニケーションが生まれて、いい仕事ができるんじゃないのかなって思います。

  • 齊藤

    当社と同様にライフラインの工事を行っている会社もありますが、社長から見た当社の強み、他社と差別化しているところはどのような点ですか。

  • 浅野

    ガス導管とか水道管のライフラインを敷く仕事って意味では各社同じですが、その中でその仕事をやっていく為には人がメインになります。
    学生から会社に入ってすぐには分からないことが多いと思います。
    それに対して、教育をしてあげることが一番重要だと思っています。
    各社とももちろん教育には力を入れてると思いますが、あすか創建では入社何年目とかのステップごとにその人の成長度合いに合った教育の機会を設けているのと、稲城の事業所に現場と同じ環境で技術を習得できる実習設備もあります。
    そういった教育環境が充実してるというところがいいところだと思います。他社と差別化っていうよりも、あすかとしての特色。
    そういうところが教育とか、そういう実習設備とかに表れてるんじゃないかなと思います。

  • 齊藤

    教育が充実しているということは、安心感の一つかなとは思うのですが、やはり施工管理というのは技術職で理系のイメージがどうしても根強いです。文系でも大丈夫ですかとよく聞かれるのですが、本当に大丈夫なのかなって、少し疑問に感じるのですがいかがでしょうか。

  • 浅野

    理系は理系で文系は文系で、それぞれ学生時代に習得してきたものはやっぱり確かなものがあります。
    ただ、会社に入ると、私自身の経験から学生時代に勉強したものとは全く違う世界が広がっていて、それは机の上で勉強してることではなく、例えばうちの会社でいうと仕事場所のほとんどがフィールドになる。
    ガス管とかを引いたりするのが仕事になるので学生時代と全く違う環境での仕事になります。
    理系の人は理系の人でやってきた技術的なベースがもちろんあり、文系の人は法律だとか社会の仕組みだとか、そういうものは習得して来てるわけです。それぞれがやっぱり会社に入って仕事で役に立つことだと思うので、私自身は理系でも文系でも、会社に入って新しい環境の中での、先ほど言ったように、しっかりした教育を受け教育受けたら自分のものにしてもらえればほとんど差は出てこないと思っています。
    学生生活は16年ぐらいですが、仕事は40年という長い期間に渡ってやっていく事になるので、そういった意味ではやっぱり質も量も違ってくるため、学生時代にやってきた事はさほど気にしなくても良いと思ってます。

  • 齊藤

    やはりそういった教育環境の充実が、学科専攻を問わない人物重視の選考っていうところに繋がってくるんですね。
    最近、その会社の雰囲気や社風を重視している学生がすごい多く、企業選びの軸はなんですかと質問すると、「社風です」と答える学生が多いんです。
    会社の雰囲気はどのような感じだと社長なら答えますか。

  • 浅野

    やっぱり風通しを良くすることがすごく大事なことだと思う。
    ですが、もう一つ大事なことは目標に向かってみんながベクトルを合わせられるというのが一番大事なところだと思うんです。
    それを社員に対して与えられる会社だと思っています。
    その意味もあり今年初めに、「都市の根っこをこの手で創る」というカンパニースローガンを掲げました。
    これはガスとか水道とかのライフラインを地中に埋設していくという仕事を頭に描き、本当に今まで皆さんが考えてきたことを文字にしただけですが、掲げることでみんなの気持ちがまた一つになって、そういうライフラインっていう、暮らしに欠かせないものを創ってるんだという気持ちを言葉として頭の中に描いてもらって、それに向かって仕事をしていくということができると思いますね。そういった意味で、何ていうか、そういうのを含めて一体感のある会社というのかな、そういうような会社であると思ってるし、これからもそうあり続けたいと思っています。

  • 齊藤

    やっぱり建設業だとどうしても業種柄、女性の比率が少なかったりして、女性の働きやすさはどうですかっていうのもよく聞かれます。実際いかがですか。

  • 浅野

    女性にとって働きやすさっていうのは何なのかなと考えたとき、やっぱりこれは一番大事なことだと思うのですが、男性、女性と区別する必要はない、会社で仕事をしていくのは同じだし、さっき言ったように、一つの目標に向かってベクトル合わせてやってくっていう意味で同じです。私自身、常に会社の中に発信していきたいと思ってるので、そういった形を進めていくことで女性は働きやすいと思ってくれるんじゃないかなと思っています。
    産休や育休を終えて会社に復帰した後も勤務時間の短縮とかいう形で、子供を育てながら会社で働けるという環境を会社として整えているので、そういうところがうちの会社として女性が働きやすい環境にしてあげようという考えの表れだと思います。
    それから、私自身、女性にも事務職だけではなく、施工管理の分野にもどんどん積極的に出ていってもらいたいなと思ってますので、現場での女性の働きやすさも考えています。
    例えば、作業服一つをとっても、これは別に区別とかっていう意味ではなくて、女性にとって働きやすい作業服ってどんなものなんだろうとか、そういったものを積極的に考え、女性の働きやすい環境を整えていきたいなと思っています。

  • 齊藤

    今後は文系・理系関係なく女性の技術職もたくさん採用していきたいということですね。

  • 浅野

    そうですね。よろしくお願いします。

  • 齊藤

    はい、頑張ります。
    今後、会社として力を入れていきたい事業、または新規でやっていきたいことなどは何かありますか。

  • 浅野

    そうですね、やっぱりベースは、今現在もやっているガス導管であり水道管です。
    それから、建物や工場や住宅の中での配管とか設備、そういったガス設備の仕事になりますが、基軸はこれらに置きながら、数年前からゴルフ場の散水設備も始めています。これはポリエチレン管を使ってメンテナンスフリーでずっと長く使ってもらえるということの観点と、あとはあまり芝生を傷めないでポリエチレン管を埋設していくという新しい工法を採用しています。そういった形で環境にも優しい、そういった分野にも、積極的に取り組んでいます。
    また、最近、台風で電柱が倒れてしまうことなど、皆さん、記憶に新しいと思うのですが、東京都でも力を入れて取り組んでいる無電柱化という計画の中で、地中に電線共同溝をつくって、その中に電線を敷設していくことを盛んに進めようとしているので、その分野にも今後は、取り組んでいきたいなと考えています。
    要は、ガス、水道、それから電線を通す電線管といったような分野にも参入し、インフラ全般にわたって、これまであすかが培ってきたDNAを発揮していきたいなと考えています。

  • 齊藤

    やっぱりインフラというのは生活に欠かせない分野になるので、最近増えてきている安定志向の学生と、マッチングするのかなと思うのですが、いかがですか。

  • 浅野

    そうですね。
    何ていうんだろう、工事をやって、ありがとうって言ってもらえるような工種、例えば、なくてはならないものを作ってくれていると思われる工種であることは間違いないので、そこは学生にとってもすごく誇りに思えるのではないかなと思います。

  • 齊藤

    建設業はどうしても残業とか休日出勤が多いというイメージがあるのですが、あすか創建としては、今後、働き方改革としてどのような取り組みをして行きたいと考えていますか。

  • 浅野

    あすか創建は、現場を持ってライフラインを敷設していくという仕事がメインなので、デスクワークより現場が中心の会社なんです。
    ということは、外の環境に応じて仕事をやっていかないとならないという意味で、道路を掘ってライフラインを埋めてく仕事の場合、極力交通の妨げにならないよう、施工で使える時間も決まってくる。
    あるいは、工場とか住宅の中に対して仕事する時には、お客さまの仕事や生活を中断する時間を最低限にしないとならないので、やっぱり時間的制約が大きい仕事だと思います。
    だから、時間の裁量という意味では自分でなかなか決められる職種ではないため、どうしても残業があったりとか、お客さまの都合に合わせるため、休日でも仕事をしなきゃいけないという意味で、休日出勤はどうしても有るとは思います。
    ただ、その中で、最近政府がいろいろと指針を出している働き方改革に合致させていくため、様々なITツールを使い、時間の効率化を図ったりとか、積極的に進めていっています。
    これからも、そういうツールを活用し、時間の効率化になるのであれば、どんどん取り入れていきたいと考えています。
    あと、これからも学生を積極的に受け入れ、入社していただき、人を増やし、業務のローテーションをうまく回せるようにして休日を取りやすくするなどの方向に改善していきたいと思ってます。

  • 齊藤

    ありがとうございました。