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地中探査レーダー

地中探査レーダー

テクノロジーの概要

 

地中探査レーダは電磁波をアンテナから地中に向けて放射し、土と電気的性質の異なる物質(埋設管、空洞等)から反射波を受信して、到達時間から埋設物の位置と深さを確認する。既設配管の位置探査及び新設配管予定路線の事前調査に最適。

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地下埋設物の位置探査(地中探査レーダー)の特長

 

埋設物の位置関係を立体的にとらえ、複数のものを同時に探査できる。鋼管、鋳鉄管の金属管はもとよりコンクリート管、塩化ビニル管、ポリエチレン管などの非金属管でも探査が可能。土質探査として石や岩の分布状況、遺跡の探査、舗装面下の空洞調査にも応用できる。

埋設物の周辺にガードレール、フェンス等があっても誤測定となる電気的な影響は受けない。埋設物に非接触で探査できるので埋設物管理者の立会いを要せず、独自に調査を実施できる。(JFEエンジニアリング㈱HPより引用)

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アスファルト塗装駐車場

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コンクリート床版裏面状況(鉄筋あり)、空洞部分および埋設管部分

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空洞状況(裏面空洞化による境界面の多重反射映像部分)